プロットステーション ユーザーガイド

プロットステーション はリアルタイム会員専用コンテンツで、場中のみ表示されます
※ 大引け後も引き続きご利用の際は、あらかじめ場中にブラウザの別タブなどでプロットステーションを開いておき、画面をリロードせずにそのまま継続して操作可能です(オフラインのため個別銘柄ウインドウ上のローソク足チャートのみ非表示となります)


全体構成

全体で5つのブロックから構成されています。

5つのブロック


各ブロックの右上にある矢印をクリックすると、ブロックを上下へと移動します。

ブロック右上の矢印


1.チャート設定

1−1.「フィルタ」タブ

「フィルタ」タブ


チャートへプロットする銘柄を絞り込むためのフィルタです。
「現在値・気配値」「市場区分」「時価総額」全ての AND 条件を満たす銘柄がプロットされます。
右側の「条件なし」にチェックを入れると、該当項目をフィルタ条件から除外します。
※「時価総額」フィルタは新規上場日の銘柄へは適用されません
備考
  • プロット銘柄数が多い場合、お使いの PC 環境やブラウザによっては CPU 負荷が高くなることがあります。描画処理が遅い場合はプロット数の削減をご検討下さい。

1−2.「チャート設定」タブ

「チャート設定」タブ


「プロットラベル」はチャート上の各三角形に付随するテキスト文字列です。表示の切り替えはこのラジオボタンをクリックするか、あるいはショートカットキー「Ctrl + 0」(ゼロ)を押します。
『特別気配銘柄を常に「緑」「紫」でプロット』にチェックを入れると、対象銘柄が存在する間プロットチャートの上部に凡例が表示されます。
「X軸切替ボタン」の「編集する」にチェックを入れると、使用しないチャートX 軸切り替えボタンを非表示にすることが出来ます。チェックを入れた状態でチャートX 軸下部にある各ボタンをクリックすると、通常時の表示・非表示状態が切り替わります。

1−3.「オープニングレンジ・ブレイクアウト」タブ

「オープニングレンジ・ブレイクアウト」タブ


オープニングレンジ・ブレイクアウトはトレード戦略の1つで、寄り付きからの一定期間(自分で決めた期間、例えば30分間など)に付いた高値(安値)を抜けたら買い(売り)でエントリする、という手法です。
寄後プロットチャートの Y 軸を「オープニングレンジ」(オープニング期間中についた高値・安値)へと切り替えることで、オープニングレンジ・ブレイクアウト戦略に特化したスクリーナー/傾向分析チャートになります。
オープニングレンジのブレイク判定は、指定された分足の終値で判断します。これは瞬間的な高値・安値抜けによるだましのブレイクを減らすためです。
一度高値(安値)をブレイクした銘柄は、その後の日中の値動きに関わらず終日「高値(安値)ブレイク済」銘柄へと分類されます。
備考
  • 特別気配などの理由により指定されたオープニング期間中に値がつかなかった銘柄は、オープニングレンジのチャートへはプロットされません

2.寄後プロット

すでに値がついた銘柄のチャートです。
出来高の上位 1,000 銘柄を対象に、銘柄の絞り込み・傾向分析を行います。

寄後プロット


2−1.銘柄検索

銘柄検索


個別銘柄ウインドウを表示するための検索文字列を入力します。
「銘柄コード」(半角数字の 1〜9 で始まる文字列)あるいは「銘柄名」の一部分を入力すると、候補銘柄一覧が表示されます。
※プロットチャート上にプロットされているかどうかに関わらず検索対象です
※出来高の上位 1,000 位以内に入っていない銘柄は検索対象外となります

2−2.プロットチャート

プロットチャート


各フィルタ条件を全て満たしている銘柄をプロットします。
各三角形が1つの銘柄を表し、上(下)を向いている三角形は直前の価格から上昇(下降)している状態を示しています。
「寄り付き直後」など上昇・下降を判断出来ない状況の場合、三角形は右向きになります。
Y 軸は日中の値幅です。最も高い(低い)位置にある銘柄は現在高(現在安)を意味します。

各三角形をクリックすると個別銘柄ウインドウが開きます。

個別銘柄ウインドウ


個別銘柄ウインドウは余白部分をクリックするとウインドウを閉じます。

X 軸が負の値も取る項目の場合、チャート上部に X 値が「マイナス」「ゼロ」「プラス」それぞれの銘柄数(ブレスインジケーター)が表示されます。

マーケットブレス



範囲選択すると「銘柄選択モード」に入り、そのモードに入っていることを指し示すバーが表示されます。

銘柄選択モード時のバー


このときプロットされる銘柄は、「選択された銘柄」かつプロットのフィルタ条件を満たすものです。
よって銘柄選択モード中はフィルタ条件の変更によりプロット数が減ることはありますが、フィルタ条件を緩和しても選択された銘柄より増えることはありません。

2−3.X 軸切り替えボタン

X 軸切り替えボタン

ボタン単位説明・備考
前日比このボタンは非表示に出来ません
寄付後変動率寄付後変動率ランキング 参照
値幅充足率ストップ高候補銘柄 参照
現在値 
売買代金億円 
時価総額億円新規上場日の銘柄はプロットされません
業種 新規上場日の銘柄はプロットされません
Bid/Ask比 売り・買い注文数の比率を-1 から +1 までの数値で表したもの
(買い注文数の合計ー売り注文数の合計)/(買い注文数の合計+売り注文数の合計)
直近 1/3/5/10 分変動率直近5分上昇銘柄 参照
出来高 
出来高順位出来高ランキング順位(デフォルトでは非表示)
出来高順位変動出来高ランキング順位の「直近10分平均値」から「直近3分平均値」を引いたもの
RVOL直近 30 日間の同一時刻における出来高の平均値に対する倍率 (Relative VOLume)
GU/GDGU/GD 銘柄 参照
シャープレシオ安定トレンド銘柄 参照
(1分足の終値で計算しているため、寄り付き後しばらくの間は極端に大きい/小さい値となります)
VWAP乖離率VWAP に対する現在価格の乖離率
日足抜け営業日「現在値が直近の最大何営業日で見た高値・安値になっているか?」を示す数値。(デフォルトでは非表示)
高値はプラス、安値はマイナス値で示され、直近 100 営業日よりも過去の高値・安値を抜けている場合は± 100 に丸められる。
例)-6 の場合 → 「現在値が直近 6 営業日(当日を除く)の最安値を下回っている」
高値時刻 / 安値時刻 日中高値 / 安値を付けた時刻
前月比直近 30 日間で最も古い日足の終値に対する価格変動率(デフォルトでは非表示)
前半年比直近 180 日間で最も古い日足の終値に対する価格変動率(デフォルトでは非表示)
月レンジ 直近 30 日間につけた高値・安値に対する位置
半年レンジ 直近 180 日間につけた高値・安値に対する位置
15分レンジ 直近 15 分間につけた高値・安値に対する位置(デフォルトでは非表示)
30分レンジ 直近 30 分間につけた高値・安値に対する位置(デフォルトでは非表示)
60分レンジ 直近 60 分間につけた高値・安値に対する位置(デフォルトでは非表示)

2−4.プロット銘柄リスト

銘柄リスト


現在プロット中の銘柄一覧です。(※モバイルなど画面の横幅が狭い端末をお使いの場合は非表示となります)
各行をクリックすると個別銘柄ウインドウが開きます。

縦三点リーダーのクリックにより列の種類を変更することが出来ます。

縦三点リーダー


2−5.プロット色付け条件設定

プロット色付け条件設定


プロット銘柄の「何に色を付けるか?」、つまり何を目立たせたいかをここで設定します。
また「この条件を満たさない銘柄はプロットしない」にチェックを入れると、プロットチャートのフィルタとして機能します。

新たに色付け条件を満たした銘柄はチャート上に色付きの三角形で示されると同時にログへ出力されます。
よってこのログは「条件に一致した銘柄」を通知するアラートとしての役割も果たします。
ログの各行をクリックすると個別銘柄ウインドウが開きますので、順次デモトレード一覧へ追加することでエントリ条件のフォワードテストといった使い方も可能です。

2.寄前プロット

まだ値がついていない銘柄(午前中は前場、午後は後場に値のついていない銘柄)のチャートです。
売買注文数の合計が多い(板が厚い)上位 2,000 銘柄が対象で、その中から値のついた銘柄が順次消えていきます。

寄前プロット


プロットチャートの Y 軸は当日の制限値幅を±100%としたときの気配値の位置です。
気配値は、「特別買い気配」あるいは「特別売り気配」の場合はその価格を、それ以外は基準値段に近い最良気配値を用いています。
X軸切替ボタン単位説明・備考
気配値(デフォルトでは非表示)
気配前日比このボタンは非表示に出来ません
Bid/Ask比 売り・買い注文数の比率を-1 から +1 までの数値で表したもの
(買い注文数の合計ー売り注文数の合計)/(買い注文数の合計+売り注文数の合計)
このボタンは非表示に出来ません
前場終値比前場終値に対する気配値の%比率(午前中は常にゼロ)
業種 新規上場日の銘柄はプロットされません
注文数売買注文株数の合計(デフォルトでは非表示)
注文数順位注文数ランキング順位(デフォルトでは非表示)
時価総額億円新規上場日の銘柄はプロットされません

寄後プロットとの主な相違点は次の通りです。
 寄後プロット寄前プロット
プロット/検索対象出来高上位 1,000 位以内注文数上位 2,000 位以内、かつまだ値つかず
プロットチャートの Y 軸日中の値幅気配値の値幅充足率
色付け条件を満たした銘柄ログにも出力されるログなし
個別銘柄ウインドウ上のローソク足5分足セッション足

4.価格アラート ダッシュボード


価格アラート ダッシュボード


登録した銘柄が目標価格へ到達したことを知らせるダッシュボードです。
目標価格へ到達すると、銘柄カードが青色(価格が下がって到達した場合)または赤色(価格が上がって到達した場合)へと変化します。
アラートの登録は個別銘柄ウインドウ上から行います。
この銘柄カードをクリックするとアラートは削除されます。
備考
  • 登録した銘柄が出来高上位 1,000 銘柄に含まれていない場合、アラート通知は行われません
  • 数秒間隔で現在値を取得している都合上、一瞬だけ目標価格へ到達した後すぐ値を戻した場合に到達を検知出来ないことがあります。ご了承下さい。
  • 目標価格へ到達したアラートを削除しなかった場合、翌日以降へは持ち越されず自動的に削除されます

5.デモトレード一覧


デモトレード一覧


「もし今買ったらどうなるか?」を手軽に試すための機能です。
個別銘柄ウインドウあるいはチャート上で範囲選択後に表示される「買い」あるいは「売り」ボタンを1クリックするだけでデモトレードが始まります。
注文は成行のみで、株数指定や買付余力といった細かな条件・項目はありません。
一般的なデモ取引のような厳密なシミュレーションは目的としておらず、とにかく簡単に繰り返し試すことで値動きの幅や時間帯による傾向を確認したい、おおまかな感覚を掴みたい、といった方にお勧めです。

1日で登録可能なトレード数は最大で 300 件です。
各トレード毎に書き込み可能なメモ欄を設けてあり、最大 100 文字まで記入可能です。
過去のデモトレード履歴は最大で 6 営業日ぶん保存され、振り返りが可能です。6日を超えた履歴については自動的に消去されます。

デモトレード以外の使い道として、トレード候補銘柄をマークしておくウォッチリストにもなります。
またデモトレード一覧に登録されている銘柄を「プロット色付け条件設定」で色付けしておくと、注目している銘柄をチャート上でより分析しやすくなります。

実際のトレード中に併用する使い方としては、「もし途中でエグジットせず大引けまで持ち続けたらどうなったか」を確認する、あるいは損失が出ている場合に示される「ロスカット分析ページへのリンク」を活用して損切りの目安にします。
備考
  • 登録した銘柄が出来高上位 1,000 銘柄に含まれていない場合、損益状況は表示・更新されません
  • 数秒間隔で現在値を取得している都合上、実際の取引とは若干の価格差が生じることがあります。ご了承下さい。
  • デモトレードの履歴はお使いのブラウザに応じた PC 上に保存されるため、異なるブラウザあるいは PC 環境を跨いで履歴を共有することは出来ません。また複数人で利用する PC 環境でご利用の場合、悪意のあるユーザによりデモトレード履歴を閲覧される恐れがあります。メモ欄へ機密情報などを書き込まないで下さい。
  • モバイルなど画面の横幅が狭い端末をお使いの場合、メモ欄はご利用いただけません